- 中国語って、独学でも本当に身に付くの?
- 独学は途中で挫折してしまわない?
- スクールに通う時間や費用がない…
中国語の独学は自由な時間で費用を抑えて学べるメリットがある一方で、挫折してしまうことを心配する人も多くいます。中国語の独学で行き詰まってしまわないためには、学習のポイントを押さえることが不可欠です。
この記事では中国語を独学で習得できる理由、独学に向いている人・向いていない人の違いを解説します。記事を読めば、自分に合った中国語の学び方が見つけられます。
中国語は独学でも習得可能です。ただし、やり方を間違えると高い確率で挫折してしまいます。中国語の独学で失敗を避けるために、効率的な学習の方法を身に付けましょう。
【結論】中国語は独学で習得できる

結論から言うと、中国語は独学でも習得可能です。実際にスクールに通わず、参考書やアプリ、動画教材を活用して中国語を使えるレベルまで到達した人は少なくありません。
ただし「誰でも・どんなやり方でも」中国語の独学が上手くいくわけではありません。中国語の独学で成果を出している人には共通点があり、反対に途中で挫折してしまう人にもはっきりした原因があります。
中国語は、漢字に親しみのある日本人にとって学びやすい言語です。一方で発音や学習の進め方を誤ると、努力のわりに伸びにくい言語でもあります。独学で成功するかどうかは「才能」よりも学習方法の選び方に左右されます。
中国語が独学でも習得できる3つの理由

中国語は「難しそう」という印象を持たれがちですが、実は独学と相性のよい言語です。中国語の構造はシンプルで、日本人にとって理解しやすい要素が多いからです。中国語が独学でも習得できる理由3つを以下に解説します。
- 日本人にとって漢字のハードルが低い
- 他言語と比べて文法がシンプル
- 発音の仕組みがシンプル
日本人にとって漢字のハードルが低い
中国語の学習において、日本人が大きなアドバンテージを持っているのが「漢字」です。中国語(普通話)で使用される漢字は簡体字ですが、日本語の漢字と形や意味がほぼ同じものも多く存在します。たとえば以下の漢字は日本語と中国語がほぼ同じであり、意味も直感的に理解できます。
- 中国
- 日本
- 学生
- 電話
日本人にとって、漢字の組み合わせから意味を想像できる中国語の漢字も多くあります。単語を一から暗記しなければならない言語に比べて、中国語は記憶の負担が少ないと言えます。
中国語のすべての漢字が日本語と同じ意味で使われるわけではない点には注意が必要です。しかし、ゼロから未知の文字体系を覚える必要がないという点は、独学で継続しやすい理由の一つです。
他言語と比べて文法がシンプル

中国語の文法は他の外国語と比べてルールが少なく構造がシンプルな点も、独学で学習を進めるうえで大きなメリットとなります。中国語には動詞の活用がありません。英語のように時制によって動詞の形が変わったり、
フランス語やスペイン語のように人称によって語尾が変化したりすることがないため、文法ルールが理解しやすい言語です。
中国語には名詞の性別による分類や冠詞もないため、男性・女性名詞、a/theの使い分けといった文法ルールも少ない点が特徴です。中国語には日本語のような複雑な敬語体系も存在しません。話す相手によって表現を大きく変える必要がないため、早い段階で「通じた」という成功体験を得られます。
中国語にも独自の語順や表現ルールはありますが、一度理解すれば応用が利きやすく、細かな例外は少ないです。中国語は文法面での暗記負担が比較的少ないため、独学でもステップアップしやすい言語と言えます。
発音の仕組みがシンプル
日本人にとって難しいと言われることが多い中国語の発音ですが、実は仕組み自体はとてもシンプルです。中国語(普通話)の発音は、基本的にピンイン(ローマ字表記)+声調(4つの音の高低)の組み合わせで成り立っています。
中国語は覚えるべき音の数も限られており、母音と子音の組み合わせパターンを理解すれば、初めて見る単語でも読み方の推測が可能です。部首や構成要素によって読み方が似ている中国語の漢字も多くあります。一つの発音パターンを覚えることで、複数の漢字の読みをまとめて理解できる場合もあります。綴りと発音が一致しない英語などと比べると、中国語は独学しやすい言語です。
中国語の発音が難しいと言われるのは「感覚的に慣れが必要」だからです。正確に中国語の発音ができるようになるためには、実際に口を動かす練習が欠かせません。ただし、中国語は発音の理論が整理されているため、
教材や音声を活用すれば、独学でも十分に再現・修正が可能です。
中国語の独学に向いている人・挫折しやすい人の違い

中国語は独学でも習得可能な言語ですが、誰にとっても同じ難易度というわけではありません。独学で中国語のレベルアップをしている人、途中で挫折してしまう人にはそれぞれ共通する特徴が見られます。「語学センスがあるかどうか」ではなく、学習スタイルや性格が独学に合っているかが重要です。
以下では中国語の独学に向いている人・挫折しやすい人の違いを解説します。
中国語の独学に向いている人の特徴
中国語の独学に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 学習計画を大まかでも立てられる
- 教材やツールを組み合わせて使うことに抵抗がない
- 一人で黙々と作業することが苦にならない
- 中国語を学ぶ目的がはっきりしている
- 完璧を求めすぎず、まず使ってみようとする
中国語を独学で習得するためには、学習計画の目安を立てて実行できる力が必要です。スケジュールを完璧に守る必要はありませんが、計画がずれても調整して目標を達成できる柔軟性が欠かせません。
複数のツールを組み合わせて自分に必要な学習方法を取り入れる柔軟性も、中国語の学習に役立ちます。誰かに管理されなくても、自分で黙々と学習計画を進めていける堅実さも求められます。
中国語学習が停滞したときに立て直すためには、資格取得、就職、留学などの目的を明確にしておくことが大切です。自信がなくてもとにかく中国語を使ってみる姿勢がある人は、発音や文法が早く伸びます。中国語の独学では「間違えながら修正する姿勢」も大きな武器になります。
中国語の独学で挫折しやすい人の特徴

中国語の独学で挫折しやすい人の特徴は以下のとおりです。
- 学習計画を立てるのが苦手
- 一人だとモチベーションを保ちにくい
- 成果をすぐに求めてしまう
- 間違えることに強い抵抗がある
- 苦手な分野を避けてしまう
教材を買っただけで満足し、学習計画が漠然としてしまう人は中国語の独学に向いていません。独学では「次に何をするか」が見えないと、学習の手が止まりがちです。一人で黙々と学ぶことが苦手な人も、独学で挫折しやすくなります。周囲に中国語を使う人がいない場合、学習の必要性を感じられず、自然とフェードアウトしてしまうことがあります。
中国語は積み重ねが必要な言語のため、短期的な成果だけを見るとやる気を失いやすい点にも注意が必要です。間違えたくないという思いが強いとアウトプットを避けてしまうため、中国語学習の停滞につながります。一人で学習していると、得意な分野もしくは好きな分野だけに学習が偏ってしまいやすい点も、独学で気をつけたいポイントです。
中国語の独学が向いていないと感じたときの対処法

「自分は独学が向いていないかもしれない」と感じたとしても、中国語の才能がないという意味ではありません。独学がつらいと感じるときは、学習方法を少し変えるだけで中国語の習得が一気に効率的になる場合があります。中国語の独学が向いていないと感じる人は、次の方法を試してみましょう。
学習環境に「人の目」を入れる
オンラインレッスンや学習コミュニティに参加すると、適度な緊張感が生まれ、
学習のペースを保ちやすくなります。
毎回でなくても、定期的に人と関わるだけで継続しやすくなります。
完全独学にこだわらず、部分的にサポートを使う
発音や会話など、独学では判断が難しい部分だけを、
講師やネイティブにチェックしてもらう方法もあります。
苦手なところだけ補うことで、独学の自由さと効率を両立できます。
学習目標を一段階下げて設定し直す
いきなり「話せるようになる」ことを目指すのではなく 「簡単なフレーズが聞き取れる」「HSKの初級に合格する」など、 達成しやすい目標に調整すると成功体験を積みやすくなります。
学習量ではなく、学習頻度を重視する
長時間の勉強が続かない場合は、1日10分でも毎日触れることを目標にしましょう。
学習時間よりも「触れ続けること」が、結果的に上達につながります。
「今は向いていないだけ」と考える
仕事や生活が忙しい時期に、独学が負担になるのは自然なことです。
環境が変わったタイミングで再挑戦するという選択も、立派な対処法です。
中国語学習の正解は一つではありません。独学にこだわらずに自分に合った形に柔軟に調整していくことが、結果的に中国語学習を長く続けるコツです。「向いていない」と感じたときには、より現実的な中国語学習の方法を見つけていきましょう。
中国語の独学を成功させるために必ず押さえたい3つのポイント

中国語を独学で習得できるかどうかは、学習量の多さよりも進め方の設計で決まります。中国語の独学を成功させるために必ず押さえたいポイントは以下の3つです。
- 到達目標を具体的に決める
- 無理のない学習計画を立てる
- 隙間時間を使って学習量を確保する
到達目標を具体的に決める
中国語の独学を始める際、まず決めておきたいのが到達目標です。以下のように達成度を自分で判断できる具体的な到達目標を立てましょう。
- HSK○級に合格する
- 旅行で簡単な会話ができるようになる
- 中国語の動画を字幕なしで一部理解できる
中国語学習の目標は最初から高く設定する必要はありません。独学では、小さな成功体験を積み重ねることが継続の鍵です。短期間で達成できる目標も決めておくと、学習の手応えを感じやすくなります。
到達目標が決まると「何を優先して学ぶべきか」も自然と明確になります。会話が目的なら発音やリスニングを重視し、資格取得が目的なら語彙や文法を中心にするといった選択が可能です。学習内容に迷いがなくなるため、中国語を習得するうえで無駄な遠回りを防げます。
無理のない学習計画を立てる

到達目標を決めたら、次に無理のない学習計画を立てましょう。独学が続かない原因の多くは意志の弱さではなく、現実とかけ離れた計画を立ててしまうことにあります。
無理のない学習計画を立てるコツは、最初から余白を前提を入れておくことです。「平日は10〜15分、週末に少し多め」「できない日があってもOK」といったように、生活リズムに合わせた現実的な設定にすると実行しやすくなります。
学習計画は「毎日何時間勉強するか」ではなく、「どこまで進めるか」で考えることがおすすめです。たとえば「今週はこの課を終える」「この単語リストを覚える」といった形にすると、学習の進捗が目に見え、達成感も得やすくなります。
独学では、計画を完璧に守ることよりも、修正しながら継続することのほうが重要です。一度立てた計画に縛られすぎず、状況に応じて調整する柔軟さを持てば、学習を長く続けやすくなります。
隙間時間を使って学習量を確保する
独学で中国語を続けるうえで、多くの人が直面するのが「まとまった時間が取れない」という問題です。独学で成果を出している人の多くは長時間の勉強よりも、隙間時間の積み重ねを重視しています。
隙間時間とは、通勤・通学中、待ち時間、寝る前の数分などの短い時間のことです。隙間時間を中国語に充てるだけでも、一日の学習量は大きく変わります。隙間時間の学習のポイントは、短時間で完結できる内容を選ぶことです。数分で取り組める学習の例には、単語の確認、例文の音読、リスニングの聞き流しなどが挙げられます。
隙間時間を活用する目的は、中国語に触れる回数を増やすことです。完璧に理解することを目指さずに、気軽な隙間時間の学習を重ねることで、机に向かう学習も自然と始めやすくなります。
独学で中国語を習得するために重点的に学ぶべき5分野

独学で中国語をマスターするためには、言語能力に必要な項目をバランスよく習得していく必要があります。中国語の独学で重点を置くと良いのは、主に以下の5つの分野です。
- 発音|最初に声調を固めておく
- 単語|まずは日常で使う語彙から増やす
- 文法|「理解」と「感覚」の両方を身に付ける
- リスニング|教材音声と生の中国語を使い分ける
- 会話力|アウトプットの機会を積極的に持つ
発音|最初に声調を固めておく
中国語学習において声調を曖昧にしたまま先へ進むと、後から修正することが大変になります。中国語には4つの声調があり、同じ音でも声調が違えば意味が変わります。
独学でありがちな失敗が単語数を増やすことを優先し、発音は何となくで済ませてしまうことです。しかし、発音が安定していない状態で中国語の語彙や文法を積み上げても、後からすべて修正し直す必要が出てきます。中国語学習の最初の段階では以下の点を大切にしましょう。
- 声調の聞き分け
- 声調を意識した音読
- 短い単語・フレーズでの反復練習
独学でも音声教材や発音チェック機能のあるアプリを活用すれば、中国語の正しい発音を身に付けられます。声調を最初に固めておくことで、単語学習・リスニング・会話力の伸び方も大きく変わります。
単語|まずは日常で使う語彙から増やす

中国語の独学で最初に意識すべき点は単語数を増やすことではなく、日常で使われる語彙を確実に身に付けることです。使用頻度の高い基本単語を先に押さえておくと、中国語の簡単な会話や文章の理解が一気に進みます。
中国語の単語は単体で暗記するよりも、短いフレーズや例文と一緒に覚えることがおすすめです。使用する場面をイメージして覚えると、意味だけでなく使い方まで自然に身に付きやすくなります。
中国語の単語は発音とセットで覚えるようにしましょう。文字だけを見て覚えた単語は、聞き取れなかったり、とっさに口から出なかったりすることがあるからです。音声を確認しながら声に出すことで、リスニングと会話の両方に対応できる中国語の語彙を増やせます。
文法|「理解」と「感覚」の両方を身に付ける
中国語の独学では文法を使用する「感覚」が育っていないため、実際の場面で使えないといった状況が起こりがちです。中国語の文法を習得するためにはまず、基本的な語順や文の型をきちんと理解することが大切です。しかし、文法を理解するだけに留まらず、正しい文にたくさん触れて感覚を身に付けることも欠かせません。
音声付きの例文を繰り返し聞いたり、短い文を声に出して読んだりすることで「この語順は自然」「これは違和感がある」といった判断が徐々にできるようになります。よく使う文型を理解したうえで、何度も見聞きして体に感覚を染み込ませることがポイントです。
リスニング|教材音声と生の中国語を使い分ける

中国語の独学で多くの人がリスニングに壁を感じる原因は、教材音声だけで学習を進めてしまうことです。
教材の中国語音声は発音がクリアで、話すスピードも一定に保たれています。リスニング教材は基礎を固める学習には最適ですが、実際の中国語に対応する力は身に付かない場合があります。
教材音声に加えて生の中国語が聞ける教材も併用することは、リスニング力の向上に効果的です。生の中国語に慣れるための教材には、ドラマや動画、ネイティブ同士の生の会話などが挙げられます。生の中国語は話すスピードや声質、言い回しにばらつきがあるため最初は聞き取りづらく感じますが、実用的なリスニング力の向上には不可欠です。
文型や発音を確認したいときは教材音声、実際の聞き取りに慣れたいときは動画や音声コンテンツというように役割を分けると、学習の質が上がります。集中して中国語音声の内容を理解する時間と、移動中などに聞き流す時間の両方を持つこともおすすめです。
会話力|アウトプットの機会を積極的に持つ
会話力は、単語や文法を覚えただけでは身に付きません。実際に声に出し、相手に伝え、反応を受け取るというアウトプットの過程を繰り返すことで、初めて使える中国語になっていきます。
中国語を独学する場合、意識的にアウトプットの場を作らないとインプット中心の学習に偏りがちです。独学でも短いフレーズを声に出して読む、独り言のように簡単な文を作って話してみると会話力の土台作りになります。可能であれば人と話す機会も取り入れましょう。オンライン会話や学習コミュニティ、言語交換などの機会を持つと中国語を伝える経験を積めます。
中国語のアウトプットでは間違いを恐れすぎないようにしましょう。最初から正確に話そうとすると、言葉が出なくなってしまいます。多少のミスがあっても伝えようとする姿勢が、結果的に中国語の会話力の向上につながります。
中国語を独学で学ぶ6つの方法

独学で中国語を学ぶ際は、目的に応じて学習方法を使い分けることで学習効率が大きく変わります。以下ではおすすめの学習方法6つを解説します。
- 教材|最初の1冊を最後までやり切る
- 学習サイト|独学の補助ツールとして活用する
- アプリ|隙間時間の学習に活用する
- YouTube|リスニング力と継続力を高める
- 資格試験|モチベーション維持と実力確認に使う
- 中国人の友だちを作る|実践の場で会話力を伸ばす
教材|最初の1冊を最後までやり切る
中国語を独学で学ぶ際、最も重要な教材が総合教材(テキスト)です。発音・単語・文法・例文が一通りそろっている総合教材は、中国語を独学する際の「軸」として欠かせません。
独学でよくある失敗が「もっと良さそうな教材があるかも」と次々に教材を変えてしまうことです。教材を最後までやり切れば、中国語の全体像がつかめるようになります。次々に教材を変えてしまうと、次に強化するべきポイントが見えずに堂々巡りをすることになります。
中国語を独学で学ぶ際の最初の1冊は難しすぎないレベルで、レイアウトや説明が自分にとって読みやすいものを選ぶことがおすすめです。完璧に理解できなくても最初の1冊をやり切ると、大きな成功体験が得られます。まずは一つの教材を信じて、最後までやり切りましょう。
学習サイト|独学の補助ツールとして活用する

中国語の学習サイトは無料で使えるものも多く、発音確認や例文、コラムなど教材だけでは補いきれない部分をカバーできる点が魅力です。例えば、発音が曖昧な単語を音声で確認したり、理解しにくかった文法を別の説明で読み直したりといった活用方法ができます。
学習サイトには読み物形式のコンテンツが用意されていることも多く、中国語や中国文化への関心を広げるためにも役立ちます。中国語の独学に行き詰まりを感じたときの気分転換として取り入れることもおすすめです。
ただし、学習サイトはあくまで補助ツールとして使いましょう。サイトを眺めることが目的になってしまうと、
学習の軸がぶれた状態になりがちです。軸になる教材を「戻る場所」として決めておくことで、独学でも迷わずに中国語学習を続けられます。
アプリ|隙間時間の学習に活用する
中国語学習アプリは、独学において隙間時間を有効活用できるツールです。通勤・通学中や待ち時間など、机に向かえない場面でも学習を進められる点は、アプリの大きなメリットです。学習アプリは単語クイズやリスニング問題など数分で取り組める内容が多く、学習記録や連続学習日数が可視化されることでモチベーション維持にもつながります。
一方でアプリ学習は選択式の問題が多いため、実力以上にできた気になりやすい点には注意が必要です。
当てずっぽうでも正解できてしまうと、理解が浅いまま進んでしまうことがあります。中国語学習の中心は総合教材や音声練習に置き、アプリはあくまで補助的に取り入れると、独学でもバランスよく力を伸ばせます。
YouTube|リスニング力と継続力を高める

YouTubeは中国語を独学で学ぶ人にとって、リスニング力と学習の継続力を同時に高められる便利なツールです。中国語学習者向けの解説動画だけでなく、ネイティブ向けのVlogや日常動画もYouTubeで手軽に視聴できます。
YouTubeの強みは、自然なスピードや話し方の中国語に触れられることです。教材音声とは異なり、話す人によって間の取り方や言い回しにばらつきがあるため、実際の会話に近い感覚でリスニング力を鍛えられます。
映像があることで完全に聞き取れなくても中国語の内容を推測しやすい点もYouTubeのメリットです。興味のあるジャンルのYouTubeチャンネルを選べば、学習という意識が薄れ、継続しやすくなります。
一方でYouTubeを中国語の独学に使う際は、見ただけで勉強した気になってしまわないように注意が必要です。
効果的に使うためには、聞き取れた部分や気になった表現を一つだけ拾う、などの意識を持って視聴することがおすすめです。
資格試験|モチベーション維持と実力確認に使う
中国語の独学で資格取得を目指す最大のメリットは、学習の成果を客観的に確認できる点です。資格試験では合否やスコアという形で結果が出るため、独学でも自分の現在地を把握しやすくなります。試験日という期限があることで学習に適度な緊張感が生まれ、モチベーションを保ちやすくなるメリットもあります。
資格試験に挑戦する際は、初めから高い級を目指す必要はありません。少し頑張れば届きそうなレベルに目標設定することがおすすめです。資格試験の目的は単に合格することではなく、試験対策を通じて中国語の語彙・文法・リスニングなどをバランス良く復習できることにあります。資格試験を学習を続けるための指標として使うことで、独学でも安定して中国語力を伸ばしていけます。
中国人の友だちを作る|実践の場で会話力を伸ばす
中国語を独学する際、中国人の友だちと話す機会があると教科書では学びにくい自然な言い回しや、
日常でよく使われる表現に触れられます。自分の中国語が相手に通じた体験は、独学を続けるうえで大きな自信にもなります。
頻度は多くなくても、定期的に中国語を使う場を持つことは会話力を伸ばすうえで大切です。中国人の友だちを作る方法には語学交流イベント、オンラインの言語交換サービス、SNSなどが挙げられます。最初から流暢に話せなくても、簡単なあいさつや短いフレーズを試す機会を持ちましょう。
中国人の友だちは先生ではない点には注意が必要です。多少の間違いがあっても意味が通じれば、友達との会話は成立してしまうため発音や文法の誤りがそのままになってしまうこともあります。中国語の会話を学習の機会にしたい場合は「間違いがあれば教えてほしい」と一言伝えておくと、相手も遠慮なく指摘してくれるようになるはずです。
効果的な学習方法を取り入れて中国語を独学で習得しよう!

中国語は正しい学習方法を選べば、独学でも十分に習得できる言語です。漢字に親しみのある日本人にとって中国語は文法や語彙の習得の面で有利な点も多く、学び方次第で着実に力を伸ばせます。
独学がうまくいかない原因の多くは、目標設定や学習計画が曖昧なまま進めてしまうことにあります。到達目標を具体的に決め、無理のない計画を立てることが中国語の独学を継続する鍵です。
もし途中で「独学は向いていないかも」と感じたとしてもやり方や環境を見直せば、中国語の学習計画の立て直しは可能です。この記事を参考に、今日できる小さな一歩から中国語力向上を目指してみてください。